市民酒場ボナパルト

ウィスキーを中心とした生活。のハズだがウィスキーと無関係なことも多い。

12月2日(火)神田

この日は雨もあり、12月らしい肌寒さがありました。珍しく仕事の都合で神田方面まで出かけていましたので、神田のダイニングバーへ。西口改札から出て直ぐのお店です。ビールとワインという触れ込みで食事も美味しいですが、実はウィスキー系の洋酒もマニアックな品が揃っています。店主もフレンドリーできさく方なので、いつも楽しく過ごさせてもらっています。


今日はチーズをつまみつつ。
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洋酒はマッカランでした。見たことないどこかのボトラーズのハイプルーフ系の一品。度数は53.7%で熟成年数は13年です。

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ビター&スパイシーな口当たり、オイリーでナッティー。ハイプルーフなドライ マッカラン。乾いた樽香、タンニンを感じながら長いトフィーのフィニッシュ。飲み終えたあとに気がつきましたが、口の中にピート香が残りました。味わいから、なんとなく2000年代中期から後期頃のボトリングなのかな〜。なんて思います。 

年内は神田方面に出掛けることもなさそうですので、また来年も宜しくお願いします。

和食って素晴らしい

私の誕生日でお祝いの席があり、兼ねてより行ってみたかった桜木町の割烹を訪問。

鰆のお刺身。見事な脂のノリ。お魚自体の良さもさることながら、板前さんのお仕事である切りつけ、薬味、盛り付けがあって初めて料理として成り立つ一皿だと感じました。お刺身と山葵の組み合わせ、とてもポピュラーであり、ありきたりでシンプルですが、日本料理の神髄を見たような気がします。海と山のものを合わせる発想というのかな…なんというか上手く言い表せないけど魚の切り身を醤油につけて食べるだけ、というのとはやっぱり異なる感覚です。

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網走のキンキの西京焼き。甘みのあるダイレクトな脂がおいしいですが、手前の聖護院かぶの味のほうが勝っています。魚よりおいしい野菜とはいったい…。今回、一番の衝撃でした。

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11/27 平常運転

金曜日、仕事で心身ともに疲労困憊のなか、何か元気をつけたいなということで、京急日ノ出町駅から福富町にある立ち食いフレンチへ行く。

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鴨肉のロティ。たっぷりのバターとマデイラ酒のソースが食感のある肉と血の味によくマッチしています。お値段もこの一皿で1,500円。立ち食いということもあってリーズナブルにおいしい食べ物が味わえていい感じでした。

ウィスキーはクラガンモアです。2000年代のオフィシャルボトリングですが、マスター曰く、とくに状態が良いとのことで飲んでみることにしました。クリーミーで熟したフルーツ感(バナナ、リンゴ、マンゴー…)もあり、蒸留所のハウススタイルが際立った美味しいクラガンモアでした。

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11/26 自宅

家で引きこもり飲みです。

トラディシオン オロロソ:
匂いにはバルサミコの酸味(カタログにも書いていたがまさにそれ)と樽香を感じるが、ここではまだウッディに近いニュアンス。ナッティーで温かみのある香り。オリーブっぽい。

飲み口はミディアムでオイリー。より一層ハッキリとする樽香。ベリー様でフェノールもいるのが面白い。キャンディーのようにギュッと詰まった味わい。ドライな抜けでとても長い余韻。こちらのオロロソも素晴らしいです。

写真はないけど、夕飯のカニクリームコロッケ(トマトソース)に良く合いました。

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フンダドール(特級表記):
中瀬さんの資料によると2010年に閉鎖されたドメック社のシェリーブランデー。こちらのラベルは初めてだったので買ってみましたが、かなりヒネた状態となっており評価する以前のものでした。液面も下がってなかったし澱も出ていなかったのだが・・・ひとつ勉強になりました。開栓後の変化に期待して、少し置いてみようかと思います。

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家飲み

今回のボデガストラディシオン紹介のコーナーはアモンティリャード。

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淡い色味。複雑な香りがする。ヘーゼルナッツはセロリ、塩、カカオの要素で構成されているような気がする。温まるとミルクチョコレートのような?そういえば、塩っ気はフィノにもいましたね。キレはあるけどフィノのフレッシュ感とは違い、ゆっくりと匂いが横に広がりプラムやレーズンのような熟成香がでています。ツンとするセメダイン香もいるような気がします。

アタックが強く、ドライでヘーゼルナッツ。アーモンドの甘さ、アーティチョークのような苦み的なフィニッシュが混じる。なかなか飲めることのできない類のとても美味しいアモンティリャードでした。

匂いはパロコルタドよりアモンティリャードのほうが強いような気がします。

食べ物はチーズ。
ウォッシュタイプのチーズ、アフィネ・オ・シャブリ(フランス)です。

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ウォッシュタイプの中では匂いは控え目ですが、味わいはしっかり。ミルキーさと塩っ気のバランスが良くコクがあり、外皮の焦げ感の味わいが良いアクセントになっているチーズです。ご覧の通りモンドールのようにトロトロ。好きです。


最後は寝酒にジン。70年代のゴードン・ジン。腰が強くスピリッツの甘みが響く。飲み口に現れるバニラや喉から鼻に抜けていくジュニパーなフレーバーで爽快な味わいに仕上がっている。さすがの旨さかと。

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ハマはタイ

横浜は伊勢佐木町でタイ料理…略してハマタイ!(出落ち)

www.youtube.com
ということで、こちらへ。

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前回のチムチュム以来なんで結構久しぶりかもしれない。

(以前の記事はこちら)

maltwhisky-citoyen.hatenablog.jp
まずはソムタム。今回はソムタムプーパーラー。塩漬けの沢蟹が入っているのが特徴です。これをバキバキと口の中にかみ砕きます。ナンプラーも相まって磯の味がするソムタムでうまいです。激辛ですが辛さはスッと抜けていきます。そういえば、このお店のソムタムにはピーナッツが入らないんですね。

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つづいて、ガパオムーコー(豚肉と野菜とガパオの炒め物と目玉焼きご飯)。これは食べやすくてとてもおいしかった。卵の黄身に唐辛子付けのナンプラーをかけて、ライスと一緒に食べる…。たまらん!!豚肉と野菜も良い感じです。

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美味しく楽しくいただきました。ごちそうさまでした。また伺います。

いつものかんじ

今日は気になった記事から。

maltwhiskydistilleries.com

スキャパの蒸留所限定ボトルがオンラインショップで購入できるようになっているようです。見たことある方はご存じかもしれませんが、シーバスグループ系の蒸留所で売られている500mlサイズのやつですね。

(2014年にグレンリベット蒸留所を訪ねた時の写真)

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また行きたいf:id:pure_malt:20201115011002j:plain

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話が脱線してしまいました。スキャパに話を戻します。
今回の限定ボトルは1種かと思いきや、

・2000 18Y 52.5% £95.00
・2002 16Y 50.9% £70.00
・2008 10Y 55.4% £75.00
・2006 13Y 61.6% Ex Sherry £85.00
・2005 14Y 49.5% £95.00

以上の5種。

年数表記のあるスキャパはオフィシャルからは出ていないと思うので、いずれも気になっています。

さて、やけに生暖かい感じのした先週末は適当にパブで飲んだり

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いつものお店でゆっくりしてました。

 シェリー:
サンチェス・ロマテ社(ヘレス)のパロ・コルタド「レヘンテ」です。
軽やかでアルコールのツンとする匂い。ベリーが沈んでいる。パロ・コルタドらしいオイル感のある酒質。ビターなテイスト。酸化味のあるオレンジ味が長く続く。全体的にはソフト。

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クライヌリッシュ シグナトリー 2008 11Y バーボンカスク
柔らかい酒質。メレンゲのような口あたり。ドライな味わいだがアイリッシュのようなパッションな伸び、ややホットな後味、じわーっと広がる麦芽の味わい。まだ若いクライヌリッシュですが、好きな感じのタイプです。

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図らずも、どちらもボリニジャパンの取り扱いの品でした。

続いて、前回から書いているボデガストラディシオン紹介のコーナー。今日はクリームです。(クリームとはパロミノ種のオロロソとペドロヒメネス種のペドロヒメネスブレンドしたタイプのシェリーで主に英国市場向けのブランドが多いです。)

とてもナッティーな香り。ドライでキレがあり、この手のシェリーによくありがちなベタついた感じがしなくていいです。その後にレーズンの甘さやちょっとした酸味からアプリコットのような味わいがあります。残り香もよく、樽やタバコの葉のような深いニュアンスもあり、飲んでいて心地よいです。

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クリームは飲みやすいし、もっと評価されてもいいと思うんですけどね。

それではまた次回。

ボデガス・トラディシオン セミナー

去る11月2日(月)の話ですが、ボデガス・トラディシオン社(へレス)のオンラインセミナーに参加してきました。インターナショナルシェリーウィークの期間に合わせたイベントです。

なお、セミナーにあたっては専用テイスティングキットがしぇりークラブのみやげ亭さんで用意されているとのことで、購入のうえ参加…!

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種類は6種で

・フィノ
・アモンティリャード
・パロ・コルタド
・オロロソ
・クリーム
・ペドロヒメネス

と、一通りある感じです。

こちらのシェリーはフルボトルのお値段が結構するので、種類たくさんのティスティングキットがあるのは求めやすく、大変ありがたいところです。

今回のセミナーは10数人程度の規模だったので、濃い質問もすることができて、とても収穫のある内容でした。特にパロ・コルタドについての理解が大変深まりました。色々分からないところがあったので、納得することができて良かった…。

復習もかねて、ティスティングメモを1種ずつ書き残しておきたいと思います。
まず、今日はフィノから。

トラディシオン フィノ:
匂いに青みがかったフレッシュさが感じられる。白ブドウらしいアロマ。複雑で塩気が混ざる味わい、苦さのあるフィニッシュで力強くストレートに喉へ入る。

こちらのボデガでは、熟成年数が平均で4~5年に対して10~12年のフィノらしく、長い熟成によって複雑で飲みごたえのある味わいに仕上がっていると思います。

このフィノは漬けまぐろ丼によく合いました。

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(11/9 追記)
バルデスピノ社のフィノ「イノセンテ」も熟成は長めですね。こちらは最低8年らしいです。

麻婆豆腐新規開拓編

中華街のこちら。初めて来ました。

花椒というよりは唐辛子の味わいが強い、辛さで味わう麻婆豆腐。似たような味のお店だと京〇樓っぽい感じですが、直線的に辛さが立っている。というわけではなく火もしっかり入っていて、バランス良くおいしいです。ジワリとした辛さで滝汗状態になりました。ちなみに辛さは注文時にリクエストすることができて、「普通より辛い」にしました。これくらいでちょうどいいと思います。

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 写真撮っていませんが、水餃子と五目タンメンもおいしかったです。

いろいろ

先週にいろいろ飲んだもののまとめです。

アイリッシュウィスキー(ジェムソン):
左から

① 現行
② 1780 12Y 特級表記 (80年代流通)
③ 特級表記(80年代流通)

普段なかなか飲まないアイリッシュウィスキー。②はモルト感がありアイリッシュにしては肉厚でしっかりした印象。①の現行もそこそこ美味しい。③はクリーミーさが印象に残る。

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アイリッシュウィスキー(ブラックブッシュ):
左から

① 特級表記(70年代流通)
② 2013 21Y
③ 現行

②はかなりトロピカルフレーバー。いわゆる最近人気の出ているアイリッシュらしい味わい。紅茶のようなニュアンスも。①のシェリー樽感はなかなか面白い。

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アイリッシュウィスキー(そのほか):

① ウィスキートーク福岡 熊本復興ボトル 2020 17Y
ヘネシーナジェーナ(90年代流通)

②はドライでマーマレードのような味わい。面白いアイリッシュウィスキー。
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サイダー:
サッチャーズ ビンテージ2019
元々ライトなスタイルのサイダーだが、少しリッチな味わいになっている。例えば、フィッシュアンドチップスのような食べ物と一緒に合わせたい。
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シェリー:
サンルーカル・デ・パラメダのボデガ、ラ・シガレラ社のオロロソ
フワッとする飲み口のオロロソ。プリンのカラメルなボディのある口当たりがある。キレ良いオロロソ。スワリングするとベリー様が出てくる。

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